喫冬喫夏 20090722
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ひとりひとり戦いに行くから、その車から降りていった。

ドライブ (通常パッケージ) [DVD]ドライブ (通常パッケージ) [DVD]
(2003/02/21)
堤真一柴咲コウ

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SABU監督と政信!ってんで観てみましたが
事件や設定はふまじめなのに、考えと行動が至極シリアス、
と云う非常に好きな感じの映画でした。
かなしみにもよろこびにも頼らない感じです。
何とも云えない味が、やっぱり好きなのだろうなあ。
皆色々あるんだよ、で通り過ぎてしまう、本来接点などない人達を
通して、真剣に自分に向き合ってゆく、と云うと極々普通っぽいですが、
自分と向き合うってどうすりゃいいの、みたいなとこを
真剣にずっと考えているとこが好きなのです。
例え犯罪でもやりたい事をやるのが向き合う事である人もいるだろうし、
何かやる事を見付けて確信はなくとも進んでいく事が向き合う事になる人も
いるだろうし、過去の清算がそれになる人もいる。
ラストになると、前半何やってたっけ、みたいな感じになりますが、
そうやって現実に戻って来た時に、向き合う努力をしたその時間が
やっぱり輝いて見えるのだろうなあ。

個人的に興奮したのが、ドパンクな寺島進さん。
語りのみなのに凄いパンクだった。いや、あすこだけでもかっこいいですよ




更新凄い間があきました。
以前云ってた通り、エヴァの破、一人で観てきたんですが、
面白い且つかっこいい且つ胸に迫ってくる部分がめっちゃあったんですが、
ネタばれが勿体なさすぎて記事が書けずにいます。
兎に角観た方がいいあれは。新キャラも使徒もたまらんですよ。
急改めQはまだか!!と心底想っています(はええよ)。




最近はまたしゃこしゃこバイトしつつ、原稿進まず、
健康にならねばと必至で、取り敢えずライジングまでに歯を治そうと
歯医者通いを始めました。今凄い痛いです。うおおお。
フェイクの歯がはまっています。
プリンターを修理に出したり、色々しているようなしていないような。
……原稿書けてないならしてないって事ですね。はははは。

明日はちょっとバイトお休み戴いてるので、友人の知り合い?では、
正確にはないんですけども、そんな感じの関係の方の所属する
バンドのライブに一緒にいってきます。
朝昼は開いているので、映画観るなり原稿するなりします。GO。
今晩もDVD観て寝ます。もうすぐ忍空全部観終わる(笑)


( 2009.07.22 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
わたし、もうおどれません。

或る女 (新潮文庫)或る女 (新潮文庫)
(1995/05)
有島 武郎

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昔に読んだ「小さき者へ」と「生まれ出ずる悩み」のイメージしか
なかったもので、こんなの書く人だったのか、と云うのが第一。
何でだろう、国文学専攻した癖に何故か有島てんてーに触れる
機会がなかったのですよ。
しかし、この作品、一人の女の僅かな時間、その時間のうちに
跡形もなく身を持ち崩す様をじわじわ描いている。
こんなんようせん……と云うか、たまに苛々します、主人公の葉子に。
なんだこのおんな!みたいな苛々です。でも、突然好きになったり、
可哀想になったりするんですよ。
この文庫版の解説にもありましたが、一言でも一文ででも定義出来ない
性格の持ち主を描いているから、そう云う感覚を読者に抱かせるのだと
想います。陽気であり、陰気であり、内向的であり外交的であり、
冷静沈着ながらヒステリック。そんな生っぽい人間が描けるもん
なんですね……。その凄さに対する感慨がもう読後に襲ってくるくる。
そしてタイトルが「或る女」ですからね。
キマってるよ。薬的な意味でも。


( 2009.07.22 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
毒がまわるね、毒がまわるね

乱歩地獄 デラックス版 [DVD]乱歩地獄 デラックス版 [DVD]
(2006/05/25)
浅野忠信成宮寛貴

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うん、俳優に釣られてみてるよー。俳優に釣られてるよー。
と、宣言しておきますが、映画的にも非常に面白かった。
ただ、ちょっと肌を掻き毟りたくなる表現が多いので、苦手な人には
お薦めしません。が、江戸川乱歩だもの、こんくらいやってようやっとだ、
とも想う。
幾人かの監督によるオムニバス形式を呈しているのですが、
それぞれの脚本がまあ面白い、と云うか、
私の記憶が確かであれば、原作幾つかを一つの話にエッセンスとして
混ぜて、更に映像にして頽廃的にうつくしいもの、と云う再構成を
してる感じです。

まあそれに対応するように美しい出演陣が凄く映えているので、俳優で
釣られて観たのも間違いではないと想った。
特に成宮寛貴と松田龍平。成宮さんはもう作中で「うつくしい」と云われ切って
いましたが、ほんっとに文句出しようもなくうつくしいので、それだけで
かなりの説得力がありました。彼が出てるのは「鏡地獄」なんですが、
映像自体も鏡に映ったものを多用していて、ちょっとちょっと
”あれ?この位置にこの人がいるのはあり得ないのでは?”みたいな
不思議な感じを重ねられて、上手い具合に眩暈に誘われます。
松田龍平さんはもうあれです。何あの影使いみたいな空気。
原作にはいない人なんですが、何とも云えん支配感を匂わせてくるので
ほんとにこのひとなんなんだろ、と想います。
そしてよく考えたら衣裳が北村道子さんだったのですよね。
あの白にぴろぴろした紐?布の端切れ?みたいなのがついている。
いい具合に狂ってるほんと。
暫く映画の衣装はやらないとおっしゃってたのがやっぱり残念。
やっぱりこの人のおきゃんでむちゃくちゃで、胸を打つ衣裳が好き。

浅野忠信さんは終始に渡って色々な役を演じられていますが
「蟲」の彼は物凄いです。あれ暫くほんとに身体痒かった。
ほんと不思議な人です。潔癖症だったり探偵だったり野性児(雄?)だったり。

乱歩をやる、ってんで先ずこのキャストにしようと想った人に拍手したい。
ただ、観ると体力使いますよ。


( 2009.07.22 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
演技を受諾するくらいなら死んだ方がマシ。と、云う事で、さようなら。

DRAMADRAMA
(2007/07/18)
lostage

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lostageを三枚くらいこれまた友人にお借りしておりまして
ちょいちょい聴いていってるんですが
かっこいいっすね……!
「PLAY WITH ISOLATION」の1〜3曲目辺りが凄い好きで。
何がいいって、先ず五味さんのヴォーカル。
せつなさに取り憑かれた倦怠が、俯いて咲く花のように香る、
独自の脆弱さと抜き難い怒りみたいなのがあって。
そして音。基本的に太い音で押してくるのですが、ふとした瞬間に
宙に放り出されたように軽くなる時があるじゃないですか。
あの展開と浮遊感がたまらない訳です。
このアルバムでもそのギリギリに張りつめた、それでも水のような
音が充満しています。ぐいぐい入ってくる訳です、僅かの
隙間さえあれば。だって水なのですもの。
特に好きなのが02.「こどもたち」、04.「ドラマ・ロゴス」、08.「魚はオイルの中」。
「ドラマ・ロゴス」の拒絶・否認と諧謔の混じったようなものは、
なかなかお目にかかれないと想う。
ライブいっぺん見なくては、と想った次第。


( 2009.07.22 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )