![]() | 小さな中国のお針子 [DVD] (2003/11/07) ジョウ・シュンチュン・コン 商品詳細を見る |
「情熱の嵐」を観て、貸してくれた友人にリィウ・イエかわゆいかわゆいと
申しておったら、これもみなよ、とまた貸して戴いた次第ですが。
……可愛いとかそれ以前にすっごい映画だった。よすぎる。
ラストシーン咽び泣いたよ。何か一つの時代が終わったと云うより、
世界が終ったような気持ちになった。
文革時代の話なのだけれども、山奥の未開の地に、ちょっとずつ
文明が持ち込まれて、それが時計やなんかに象徴されている構図自体が
まあ先ずめちゃくちゃ好みなんですけど、それで何もかも変わってしまった、
みたいな話だとこんなに感動はせんと想う。
だって、変わり切ってしまう前に全てが水に沈んでしまうなんて云う事が、
そんな事が本当に起こって、純粋なその世界は変貌を遂げずに終焉を
迎えるんですよ。何てこった、と想った。
お針子の変貌は一つの象徴なのだろうけれども、何処かへ消えていって、
青年二人の青春時代自体も、まるで文革時代のようになかった事のように
なっていくと云うのが、何とも云えん。ほんまにいい映画。
リィウ・イエはやっぱりかわゆかったです。
何か全てが純粋過ぎて、都会の生活が気持ち悪くなります。
もうあたたかなおもいでなんてどこにもないのですよ。
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