喫冬喫夏 20090619
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もう一度と云う言葉の意味

ラスト・イニングラスト・イニング
(2007/02)
あさの あつこ

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バッテリーは全部読んでおりまして、その中でも
例に洩れず瑞垣!瑞垣!と延々と想っていたので
彼にスポットをあてた物語が非常に嬉しかったのが第一。
何よりも、彼らしい結論を、彼が悩んで出したところが
ほんとうに素晴らしい。
なんかこう、あっさり、定番的に、彼もグラウンドの土に
かえってゆくのかと想いきや、ですよ。
でもその結論によって、あさの先生がほんっとに野球が
好きなんだな、と云う結論に至りました。
別にプレイするだけが野球じゃないし、選手だけで野球が
運ぶ訳ではない。才能も実力もあるのに何故、と想う人が
競技人口の数だけいる訳で。
そして、ほんとにやさしい話を書く人だなあと想います。
及び、瑞垣の物語の癖に、彼の尻尾も掴めないのは読者も
同じと云う。いいキャラクターだよ、彼は。
終始楽しかったです。そして「ラスト・イニング」と云うタイトル、
ダブルミーニングとかそう云う意味ではなくて、深いと云うか、
沁みるタイトルだと想う。やっぱり、野球は美学の塊。
なんでそう云う風にできているのか。





さて、また間があいてしまったのですが。
バイトで研修期間終わってついにぼつぼつ仕事をこなし始めたり、
ちょっとしたコネクションと云うものの存在を体験しつつあったり、
何かちょっと不思議な日々を過ごしています。
不思議な日々の延長なのか何かの因果なのか、落ちたと想っていた
就職試験の次の選考を、20日に受けて参ります。
明日一日その準備やら休養やらにあてたいと想っておりますが。
出来たらほんと、毎日きちんとブログ書きたいなあ。
何か折角映画観ても本読んでも、すぐの感想が書けないと
個人的には、厭だなあ、と想ってしまう。
単純に何読んだか忘れる。内容は覚えているのに、いつ読んだか
とかが大概曖昧なんですよね。映画もね。
音楽だけはそれがないんだよな。すぐ聴き返せると云うのもあるんだけれど、
いっぺん聴いた時の音像って、増加・深化・枝分かれこそすれ、
ずっと離れないのです。
またぽつぽつCDは買ったり借りたりして聴いてはいるので、
近いうちに感想をまた書きます。


( 2009.06.19 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
スクランブル交差点夢で踊れ

パプリカ [DVD]パプリカ [DVD]
(2007/05/23)
林原めぐみ古谷徹

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平沢好きがこれを観ずして何を云う、って感じでありましたが
ようやっと観ましたよ。
最近のアニメ映画は、映像のクオリティは一様に高いとハードルを
元から知らず知らず上げて見始めたにも関わらず、
パプリカがぴょんたぴょんたと跳ね回るオープニングで既に
興奮がおさえきれなかった。たまらんなあ……
しかも「白虎野の娘」素晴らし過ぎるからなあ。

アニメ映画で題材が夢の中、ってちょっと狡いと云うか、
映像の派手さでなんでも出来てしまうところがあると想うんですが
その狡さを軽く飛び越えて余りある面白い構図と、
突如として夢の世界がこっちと繋がって、夢なのか現実なのか、
その境界が簡単に曖昧になっているところはほんとに秀逸。
しかも、後半になると現実ですら、「ああどうせこれも夢だろ?」と
想っている自分がいて、ちょっとおそろしい。
そんなとこへきて平沢の「パレード」とかが流れてくるものだから
いい具合に頭が歪みます。


( 2009.06.19 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
ここはおれの庭

亡国のイージス [DVD]亡国のイージス [DVD]
(2005/12/22)
真田広之寺尾聰

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原作を中学生かな?それくらいに読んで大っ好きで、
映像化して何となくエンターテインメント臭が強くなって
しまうのが怖く、みないでいようと想ったんですが。
……仕方がないじゃないか、政信が出てるんだから。
ほんとに出演陣が豪華なのが先ず目立ちますが、
結構しっかり、一部とは云えちゃんと自衛隊協力のもと
ロケがなされていて、そう云うのが好きな人間としては
ちょっとそれだけで嬉しかったり。

しかし、豪華な出演陣に比べて原作の重要な役柄はそんなに
ないぞ、と想っていたのですが、まあその辺は映画向きに
ちょいと脚色があって、見たかった政信が只の残念な子で
なくて取り敢えず満足。と云うか白いああ云う制服を着ている
彼を見れただけでよだれを垂らせる私はだいぶ倖福者だな。
やっぱり顔が整いまくっているから、遠目でも目立つなあ。

原作ファンとしては、ちょっとストイックさと云うか、
ハードボイルドさと云うか、テンションの低さが足りないのが
残念だったのですが、原作読まずに映画だけ、と云うんであれば
なかなか面白く観れるのではないかと想います。
もうちょっと長くてもいいと想うのだけれどなー
如月の不思議青年ぶりをもうちょい深く描いて欲しかったり。
原作つきの映画(それも原作の人気ありきの映画化と云うもの)って
やっぱり一長一短あるもんですよね。好みですものね。


( 2009.06.19 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )