喫冬喫夏 20090611
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落下して生まれたのか、上昇して死んだのか。

墜ちていく僕たち墜ちていく僕たち
(2001/06)
森 博嗣

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森博嗣の、ユニーク寄りの小説なのかも知れませんが
とっても哲学的と云うか抽象的な部分がありつつ。
突然どっかに迷い込んだりするところが不思議な気分。
森先生の性別に関する感覚って、ちょっと変わったところが
あるよな。トリックに使ったりもするし、何度も騙された訳だ
けれども。今回は騙す気でもないのだけれど、彼の中で
どう云う感覚があるのか、と考えたくなる一冊でした。
そう想って表紙を見ると……不思議な気分がいや増すなあ。




さて、五日間くらいかな、またブログがほったらかしになって
おりましたが、生きています。
落ちた、これは落ちたと想っていた就職試験の次の段階に
呼んでいただいたので、また20日頃に東京にいってきます。
どうしよう、面接こわいよー
底のあさーい人間なんでね。ばれるよね。
つか何で残ったんだろう。こわい。
取り敢えず提出用の課題を、課題の題材がおそろしいもんで、
それを泣きながら書き上げた次第です。
ほんとばかですよ。文章書いてると、空想でも、ほんとにそう
なってしまったと想うような精神構造をしていて、題材が
しんどいと、マジで泣くんですよ。物凄い削られるわ
その癖書くのが好きときているから困った奴だぜ。

それからバイトを粛々と行っています。

明日は友人と「重力ピエロ」を見てくる予定です。加瀬!加瀬!


( 2009.06.11 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
アスファルトのにおいを嗅いで、ひとり乾いて笑う

爆発道祖神爆発道祖神
(2002/07)
町田 康

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町田先生お得意の、と云うか
写真と微妙に噛みあったり噛み合わなかったり、
奇妙な言葉と情けない情景が気持ちいい、あり得ない、
そんな事もない、半創作半エッセイです。
町田先生は「東京飄然」とかで奥の細道パロったりして
いらっしったけれども、この道祖神と云うタイトルにもそれを
ちょっと感じたり。道祖神の招きにあうのではなくて、
本来招いてくれる筈の道祖神が爆発していると云うか。
何か何処にも行けないし、何処へ行ってもくそったれ、
歓迎されるどころか神様すら爆発するのかよ、みたいな
自嘲の笑みしか浮かばない感じがたまらないな。

近頃とみに自分も負け組一直線なので、町田先生の文読んで
何か普通に大爆笑できなくなってきた(笑)。やばいよな
ただ町田康の狙いは半分の嘲笑と半分の自嘲を読者に
感じさせる事ではないか、と最近想ったりするので、
そんでいいのかもしれないが、自嘲の比重が大きくなると
笑えなくなるな……。

軽い気持ちで読めるような読めないような
普通のエッセイに飽きた方はどうぞ。


( 2009.06.11 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )