喫冬喫夏 200905
2009.04.  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 2009.06.
I wanna die here!

Radio Caroline
DESPERATE 7 ROCK'N'ROLL NIGHTS TOUR 2009
@十三ファンダンゴ

行ってきました。
活動休止前と云う事もあり、観客のヒートアップ具合も、
メンバーの気合い・気迫、そして何より楽しい!と云う
前向き且つ自然と笑みの零れるような空間が自然と出来上がり、
一体どうして、こんなかっこいい事が出来上がるんだ?と云う、
とても綺麗な気持ちになった。
いや、かっこよく云ってるけれども、ライブ中は必至で拳振り上げて
ヒートアップにアップを重ねて、気絶するかと想ったんですがね。
聴きたい曲はほぼ全て聴けたと想う。新旧織り交ぜつつ、
最近のライブキラーチューンもふんだんに。

兎に角、メンバー全員楽しそうで楽しそうで、それがたまらなく
こっちも嬉しくて。三人とも終始笑顔で、特にウエノさんがずっと
微笑んでいた気がする。珍しいのではないですか。
ライブでは、こそっとにやっとする人だと云う認識だったので。
演奏のかっこよさも勿論、たまに左足上げたまま、左足首をぐりぐり
やったりするのが、何それ新しくエロい、とか想ってしまった。
Patchさん前にいたのだけれどね、とってもご機嫌で、残機零のまま
ラスボスまで駆け上がって死ぬ気で突っ込んでいく感じ。ほんっとに
ライブに映える方で、他にはいないですよ。もうほんとかっこいい。惚れる。
真也さんは相変わらずストイックながらも、ウエノさんと向き合って
にやっとするなり、いつもよりより手数が多くて床が抜けそうなドラムを
叩き割っていました。ライブ終わりでドラムスティックをあらん限り
観客にあげてましたけどね。

ほんとに、活動休止って何事なんですか。私それ信じない
こんなに楽しいライブやるバンド、他にないんですよ。
ベクトルよりもヴォルテージでおまえらをつれてゆくぜ、と云う。
もうすぐにでも活動再開して欲しいですけどね。
兎に角これから個別にやられる活動を見守りながら、
再び動き始めるのを期待しています。

ライブに行って貰わないと、彼等の魅力は十分の一も解らないと
想うんですが、一応宣伝しておく。
知らなかった、聴いた事なかった、って人は、このベストでも聴いて
行っておけばよかったと云う気分になってください(笑)

Portrait~THE BEST OF Radio Caroline~(初回生産限定盤)(DVD付)Portrait~THE BEST OF Radio Caroline~(初回生産限定盤)(DVD付)
(2009/04/29)
Radio Caroline

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ちっ、くそかっこいいジャケットが出ないぜ。





さて、久々のちゃんとした更新が出来てよかった。
しかしレディキャロさまの所為で、全身筋肉痛どころか、
それプラス腫れる程の痣が多数。今足全体にシップを
貼りまくっているのですけれども。
ほんとにドン引きするくらいの痣が出来てるんですよ。
寝たらころっと治ってないかな(笑)
明日バイトで階段昇降多数、及び立ちっぱなしが多いので、
今のままだと死ぬる。

しかし明日行ったら、三日程お休みなのです。
観れていない映画を観るのです。
原稿もするのです。
久々に野球をばっちり観たいです。

バイトを増やさないと金銭的にきつい日々ですが
買い物もしたいなあ……

明日も更新出来るよう、努力致します。
拍手をくださってる方、ほんと有難うございます。


( 2009.05.31 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
その狂乱を黙示せよ

Trash We’d LoveTrash We’d Love
(2009/05/27)
the HIATUS

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ウエノコウジ好きとしてチェックせねば、と想って聴いた
次第なのですが、……うーん、ベース好き、ウエノ好きな
人にはちょっとばかし物足りない部分がある気がする。
いや、レディキャロのあのリズム隊の音圧に慣れ過ぎて
いるからかも知れませんが、何となくウエノさんの主張
しまくりの感じを期待していたので、ちょっとそこは残念。
しかし、音楽として、ベースの感じを変えてゆくと云う事も
必要だとは想うので、否定をする気はないですよー。

エルレはあんまり聴かないんですが、音的に、あと
細見さんの伸びのある、響く声が好きな人はとても
楽しめるのではないか、と想いました。
相変わらず少年なんですね、この方。
曲的には「堕天」とかが好きです。


( 2009.05.31 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
どうか傷付けてください

きりぎりす (新潮文庫)きりぎりす (新潮文庫)
(1974/09)
太宰 治

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太宰大好きですよ
しかし、太宰好きって云い難いよね。
とか云ったら、また霊界の太宰先生がしねしねどねどね
いずれ僕はそう云う作家なのだ、とか云いだしそうだけれど。
全集で揃え直して全作品読破したいと想っているのだが、
なかなか叶わず、ちまちま新潮文庫で揃えているのですが。
この短編集は初めて読むものばかりで、まだ未読の太宰がある
私は倖福者だな、と想います。
最近未発表原稿が見付かったとかで、また新刊出てるみたい
ですけれどもね。

この短編は中期の作品にあたるようですが、
相変わらず卑屈だけれども、中期の作品は語りが滑らかで、
ほんとにこの人の言葉で書かれているから、とても好き。
好み的には後期の「もう生きるの勘弁してください」みたいな
一言一言断末魔の作品群が好きなんですけどね。
この頃の安定期の太宰も好きです。何と云っても、
女性が乗り移ってドライブしている作品が素晴らしい!
「皮膚と心」なんて、女性でも想いつかんですよ、と云うか、
いろんなぶつぶつした物に感じる嫌悪とかの現出が、
確かにあるんだけれども、誰も言葉にしようとしなかったもの
だと想う。
あと、「畜犬談」凄い。あの負け犬二匹。
「風の便り」のねちねちした爛れた付き合いも、人間きらい!と
想ってしまう。
太宰でも「女生徒」好きな人は是非この短編集お勧めです。

よく、小説然り映画然り、芸術は弱者を描かなければならない、
と云う事が云われていると想うのですが、弱者を描くと、その
弱者は強者になってしまうと云う矛盾を常に擁していると云う事も
付いて回る。
そんなの絶対脱出出来ない事じゃないか、といつも想うのだけれど、
太宰の小説はそれをやってのけているなあ、と。
文章を書く人間ってのは、それが出来て当たり前なのか?
そこがスタートラインなのか?
と、想ってちょっと絶望している次第です(笑)
いや、私にはよく解らんから……
兎に角太宰は面白い。かわいい。


( 2009.05.31 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
言葉が死ぬ瞬間を探しに。

更新なかなか出来てなくてすみません。
生きております。

今から抱腹絶倒気絶絶景超絶ロックバンド、
Radio Carolineの活動休止前ライブ大阪公演に行って参ります。
正直しぬほど複雑なんですが、
彼等がかっこよすぎると云う事は、自分の中では
決して動かぬ事実なので、存分に楽しんできます。
またこちらに雑感等書きたいと想います。

レディキャロが、すきなんだ。
ほんとに、すきなんだ。



( 2009.05.29 ) ( 未分類 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
夢の事を、病める鼓動を

NanaeNanae
(2002/11/10)
Spangle call Lilli line

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大学入りたての頃くらいに、このあまりのバンド名の美しさに
強く惹かれて、「TRACE」を聴いて以来。
ほんとは最新のアルバムが気になっていたのですが踏み切れず、
何故か近所のTSUTAYAに唯一あったこのアルバムを借りてきた
次第なのですが。
やっぱり美しいですね。ちょっと何処か夢見心地にはなるのですが、
どうしても浮かんだその下に、覚醒を促す冷たい水が流れている
ような、そんな気を起こさせるバンドです。……バンドと云うべき
なのだろうか?
穏やかな午後に、ラジオからふっと流れてくるような、澄んでさやかな
女性の歌声が好きな人には是非お勧めしたいです。
あと、ベースが好きな人もおすすめです。
大体このバンド名、どうやって想いついたのか。
スパングルコールリリラインって……。
そんなバンド名のアーティストの曲がよくない訳がない。

そしてやっぱりこれは外せないですね
TRACETRACE
(2005/04/20)
Spangle call Lilli line

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ちょっと前にシャンプーのCMで使われてた曲とか入っていた
ような気がしますが。何より大っ好きなのが「canaria」。
これだけでも是非聴いて欲しい。イントロ美の曲は勿論大好き
なんですが、アウトロが美しい曲って罪深いですよね。
この曲は特に、ラストの響いて徐々に大きくなってふっと余韻だけ
残して終わるピアノの音が素晴らしい!
単語だけをするりと並べたような歌詞も素晴らしいです。





さて、休みの日はとても短い。原稿……
殆ど何もしなかったな 病院行って銀行で用事して
カフェでプロット書いて終わりですよ。
明日またバイトですが 頑張ります。
そしたらまた明後日お休みなので……って
ほんっとにやくざな生活だな。何もないよりは
いいのだろうけれど。
ああ、抜け出したい。




昨日の記事に拍手下さった方、どうも有難うございました。

あと、今気づいてくそ残念がってるんですが、
オードリー若林さんの泥団子日記が一部消えているのですが
あれは何で?!
あの方の日記とても好きなの。下積んでる頃の日記とか
もうほぼ文学の勢いで好きなんですけれど……
なんかなあ、なんでかなあ。


( 2009.05.26 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
僕の扉をこれ以上開かないでください。

FloraFlora
(2007/02/28)
ART-SCHOOL

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ARTを少しずつ全部ちゃんと聴いていこうと想っていまして。
「ILLMATIC BABY」があまりによかったもので。
「あと10秒で」なんかもとても好きなのですが。
このアルバムもなかなか我が琴線に触れる部分が多くて
再生ボタンを何度も押してしまいます。
「テュペロ・ハニー」とか、「影待ち」、「Close your eyes」
なんかも凄く好きなんですが、特に「SAD SONG」と「Piano」の
後半の流れが神がかっていると想う。
基本的に美しいギターの音に少し調子を外した澄んだ声、
と云う特徴を持つ時点で好きなタイプのバンドなのだけれど、
特に低音(ベース)に高らかなメロディを奏でるギターを
足されるのに弱いんですよ。それがこの二曲に遺憾なく
込められているように想う。
そして個人的に一番胸を撃たれたのがラスト、「Low heaven」。
この白昼夢の悪夢と云うか、劣化した8ミリフィルムのような
音がもうたまらない。多分詞自体は白昼夢ではなく、少し
醒めかかった夜の夢のような雰囲気なのだろうけれど。
メロディラインがほんとに好みど真ん中でどうしようもない。
やさしすぎてめざめたくなくなる。




久々に音楽のカテゴリを更新しましたよ、と。
一応今も色々新しいものやら懐かしいものやら
常に聴いてはいるんですけれどもね
忙しさにかまけて、と云った感じで。

しかし怒涛の勤務が一部終了、明日はオフです。
原稿書くんだ……


( 2009.05.25 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
皆既日食、ループを重ねて あの人は何処へ消えたのかなあ。

少し変わった子あります少し変わった子あります
(2006/08)
森 博嗣

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意識しているのかいないのか、川端康成の「眠れる美女」を
想い出しました。パロディにしてるのかな。
まあそうであろうがなかろうが、またラスト数ページでどん、と
かまされてしまうんですけどね。
何か、だいたい想像はついたんですよ。ああ、これはループする
物語だろうな、と。ただ、その明かされ方がネオい。
(ネオいと云うのは造語です。NEO+形容詞)
純文学やるのにもそう云うとこは外せないと云うか、外したくない
のだろうな、この方は。
そして、そのループだけではなく、よくよく考えると、どんどん
”還って”いってるような構造になってる気がするんですよ。
人生の逆打ち、順番にね。そして女はいつもおそろしい。
孤独もいつもおそろしい。ははは……
読み終わった後、乾いた笑いを催してしまうような困った本です。


( 2009.05.25 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
解決しない、和解しない、空は碧い。

あらくれ (新潮文庫)あらくれ (新潮文庫)
(1949/10)
徳田 秋声

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出典は記憶していないのだけれども、純文学の制作について
語った文章にあった言葉。
「凄い小説は何処で終わってもいい。」
つまり、オチをつけたりとか、話に区切りをつけたりとか、
そんな事は関係がなく、何処で書くのをやめてもいい、と。
良い作品を書く作家は、編集者が締切だと云ってやってきた時
出来あがってるところまでで書くのをやめて、原稿を渡すらしい。
それでもいいんだそうだ。
この作品を読んで理解した。何処でもいい。これはほんとに
何処で終わってもいい。
この作品は主義的に無解決、自然である事も重要なのだけれども、
短い一章一章だけでも、何だかとてつもない事になっている。
まあそうなると、読者も何処で読むのをやめてもいい事になる
のだが、それはそれ、無解決のままの癖に、ラストが少し光の射す
ようになっている。
何だろう、この仄かな明かりは……。
何考えてんだろうこの人、と想う作家のひとりです。






お久しぶりです。ちょっとばたばたしたのと、昨日所用で東京に行って
おりまして、本日夕方帰って参りました。
所用と云うのは就職試験なのですがね。
何かミスを大量におかしたような気がしてならないんですよ。
いや、おかしたんですがね。だから、たぶん落ちます。
おいおいおい、ほんとにおまえの人生どうなんの?
不安とともに明日はバイトが7時間。
明後日は久しぶりにお休みなので、原稿書いたりしたいです。
ほんとに、今日文章書くの好きだと改めて想ったし、
それ以外はやっぱりあり得ないなあ。なんとかしないと……





それから、ほんっとに連日ブログ拍手有難うございます
嬉しいです。
忙しいとかしんどいとかいっときながら、結局一般の方よりは
余裕で暇なんで、コメントとかあったら返信致しますので、
宜しかったらそれも残してやって戴けるとより嬉しいです。
繋がりに飢えておるんですよ(笑)



明日はブログ更新出来るかどうか解りませんが……
最近音楽の感想を書いてないな、と想って
それも近いうちにごつごつやっていきたい所存です。


( 2009.05.23 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
空想の悪夢、想像の気化

悪戯王子と猫の物語悪戯王子と猫の物語
(2002/10)
森 博嗣

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絵本の体裁は取っていますが、詩集のような
連作超短編集です。
抽象的と云ってしまえばそれまでなのだけれど、
風景やストーリーがあって、その中で何か
奇妙であったり哀しかったり、とても普段の生活では
感じる事のない感覚を抱かせてくれます。
大人向けのダークファンタジーと云うと少し乱暴かな。
ただのファンタジーで終わらないのがこの方の作品なので
言葉の粒を噛み砕くようにしながら読むと、一気に飛べる。
凄く短い時間で読めるので、ちょっと趣のある
夢の中のような冒険を楽しみたい方にお勧めしたい。




連日のブログ拍手有難うございます。
見てて下さる人ほんとにいるんだな……
取り敢えず昨日の記事(SLSS)とか、ぱふゅーむの記事とか
共感して戴いた上で押して戴いているなら嬉しい限りです。
しかし不思議なのが、突然アクセス(拍手然り)が増えたり
ぱったり無くなったりするのは何なのだろうと不思議。
何か突然検索に引っ掛かり易い時期とかあるんだろうか。
まあずっと自分に出来る限りいい記事を書き続ければ
よいのだろう、と納得させて、これからも言葉や感情を
食べていこうと想う次第。

最近とみに想うのだけれど、世の中で起こっている事とか、
特に人の作りだした作品って、はまるはまらないはあるにしても、
その人が前向きに「伝えたい」と想って一生懸命作ったものって、
絶対感動する余地が何処かにあるのだよなあ。
例えば一つの作品にしても、「面白くない」と云ってすぐにぽい、
とするんでなくて、何処が面白いのか探す方がきっといいのだと
想います。別に無理して探す訳ではないんですが、
色んな物、あらゆる事、細かい事一つ一つに感動出来る方が
きっと素敵だと想う。
多分今まで私が面白くはないと想ってきたものの中に、
自分の知らない感動が入っているのではないかとやきもきする。
兎に角感覚を磨きたい……それを表現する言葉を身につけたい。
取り敢えず心の語彙だよ、語彙、と。


( 2009.05.20 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
諧謔に放棄を示し、雨に唄えば

SWEET LOVE SHOWER SPRING@大阪城音楽堂
行ってきました。以下、感想と云うか、雑感です。

先ずまあ酷い雨で。止んだと想ったら降り、降ったと想ったら止み。
レインコートを急場凌ぎで購入して臨みました。
全編ずっと聴いていた訳ではないのですが、まあまあ
体力消耗しましたが、いいイベントでした。
しかし、タイムテーブルがないので、出演順がさっぱりで困った。

ステレオポニーがOA。女子バンド可愛いですね。

それから、本編トップがTHE BACK HORN。
今回の目当ての半分は彼等だったので、いきなりびっくり
しかしながら相変わらず情熱的で阿らない彼等の音楽は
素晴らしい。「幾千光年の孤独」や「コバルトブルー」に感激。
彼等のライブは昨年のライジング以来だったので、非常に楽しかった。
そして雨が酷いので、ステージも前方は濡れているんですね。
だから、一遍岡峰さんがつるーんといっちゃってたせよー。
そして足にコードが絡み付いて抜けられなくてむわむわした後、
それが解けて嬉しかったのか何なのか、ベースを上空にぽーんと
放り投げていた。びっくりした。まあ放り投げてもキャッチ出来るくらい
手に馴染んだ愛器なのだろうけれど、ちょっとびっくりした。
栄純さんはもう相変わらず素敵に狂い廻ってらっしゃいましたが
私がバックホーンを好きになって見始めた頃よりかなりストイックな
風貌になってらして、今回は椅子が高い且つモッシュゾーンが
ない為、それがよく見えた。
見えたと云えばまさしさん。声は勿論、パフォーマンス的な
部分もとても熱く、かっこよかったです。
ただ残念だったのが、雨の影響か機材の相性なのか、音量が
凄い小さい。特に低音、ドラム、ヴォーカルが音小さすぎた。

それから榎本くるみさん。この方も初見だったのですが、
よく通る、素直な声をしてらっしゃるなあ、と想いました。
「冒険彗星」なる曲が「天体観測」のアンサーになっている
と云う予備知識くらいしかなかったんですが、まったりと聴けて
よかったです。

UNCHAINは初聞き初見。
名前は最近よく聞いたんですがね。
想像を裏切って、お若い&爽やか路線のバンドでしたね。
夏の雨上がりなんかに聴きたい。

OGRE YOU ASSHOLEは、音自体は知ってはいたものの、
姿とライブは初。
いや、かっこよかったです。「コインランドリー」、
「しらないあいずしらせる子」辺りが物凄くよかった。
ちゃんとアルバム購入しようと想います。

怒髪天はもうかわいいおっさん。おっさんかわいい。
面白いだけじゃなくて、ドンと来る楽しくも哀愁を引く曲、
そして時事ネタたっぷりのMCが気持ちよかった。
「労働CALLING」は最高に情けなくてかっこいいね。
あれ、振り付けライブでも完璧にやるんですね。
楽しくてようわからん癖に一緒になって踊りましたよ。
MCでしっかり増子さんに、
豚インフルにはかからないぞおまえらは莫迦だから、
的な魔法をかけていただいたので、大丈夫そうです。

DOPING PANDAはライブは初。好きな曲全部やってくれて
とても感激したんですが、こちらも何か全体的にヴォーカルと
ギターの音量が足りない。ちょっと残念でしたが、デジタルな
部分のリズムが、ギターリフの裏に入ったりする曲がかっこいい。
そしてライブでは盛大にアレンジするタイプなのだな、彼等。
楽しく踊らせて戴きましたよ。

そして待ってました、まさかのトリ、サカナクション。
何かもうサウンドチェックで流れるシーケンサー(?)からの
音だけで昇天しかけると云うおそろしい状態だったんですが、
本編も完全完璧、撃ち殺される勢いだった。
サカナクションは、去年のラッシュボールの様子を克明に
ロキノンのレビューに書く程、濃く印象に残しているのですが、
今回も彼等はえげつなかった。泣くつもりはなかったのだが、
「Ame(B)」から、とてつもなく降り始めた雨、そして暮れた情景、
何より彼等の深く響く音、照明、あらゆる物に胸を撃たれ、
泣くしかなかったんだ。アメ!の後の僅かの停止、あの部分に
夢を視られる、何度でも。
「ライトダンス」は聴きたかった曲であったので、やってくれて
とても良かった。あのイントロも罪深い。
この頃からひどい雨の中、レインコートのフードがめんどくさくなって
もう素でずぶ濡れになって踊りましたね。
そして「アドベンチャー」なんかもまさかやってくれるとはね。
「セントレイ」でもう踊りまくって、この足の現在の筋肉痛の殆どは
「セントレイ」の所為です。
何より感激と云うか待ってましたと云うか、近頃この曲に
何度心響かせたか解らない、と云う「ネイティブダンサー」。
シーケンサーから鳴ってて昇天しかけたのはこれ。
この曲の、間奏辺りに入る鉄琴をやさしく叩いたような音と
ヴァイオリンの音。その瞬間また泣いた。鳥肌と共に、心の中に
光のラインが通って、輪になって波紋のように広がっていく。
それが怜悧に響き渡って、何気ないような歌詞の隙間から
全ての感情を飲み込むような音楽に繋がる。
サカナクションのライブって、どうしても心の映像が勝手に
ステージ上の彼等に重なってしまうから、記憶がえらい事に
なるんだよな。兎に角素晴らしいです、「ネイティブダンサー」。
ラストはもうころすきか、と想った「ナイトフィッシング・イズ・グッド」。
この曲は彼等のライブのラストの定番曲なんだろうな。もう。
しかしそれに相応しい、これ以上ないナンバーです。
”ラララ きっと僕が 踊り暮れる”のとこでまた感極まった。
いや、極まらない方がおかしいですよ。
次こそは彼等のワンマンに行きたい。そしてライジング楽しみ。
ゆかりのフェスだしね。

全体通して色々不満もありますが、サカナクションが
全部さらっていってくれましたよ、と云うイベントでした。





中途半端な時間に更新なぞ行っている訳ですが
これから夜までバイトです。短いですがね。筋肉痛が……
明日からはお休みなので色々動かねばなりません。


( 2009.05.18 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
植物で占められた屋内庭園 窓には太陽系の遥かなる姿

ソラノスフィアソラノスフィア
(2009/04/29)
新居昭乃

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久しぶりのオリジナルフルアルバムですね。
しかし、毎回この方は凄い作品を作るなあ。
前回「エデン」はとても土の匂いの強い楽園とか、
ところどころ現実の都市を唄ったり、戦争の悪夢を
唄ったりなさっていたけれども、今回は個人的な
印象としては、それに宇宙空間の中に存在する
コミュニティのような、とても儚くとも花の香りが漂う
幻想都市を想起させる。しかも、その都市は限りなく
植物が繁茂するところで、そこに空間を構える人が
何か自然のものを希求する何かを望んで作られたような
そんな気がする。そして、新居昭乃さんと保刈久明さんの
コンビは素晴らしい。昭乃さんて、とても特殊な音階を
飼ってらっしゃる方ですよね。上手く云えないのですけど、
声を高く張ったり、音を伸ばしたりする時に、綺麗に
音階が少しだけ下がる。それがとてもうつくしくて個性的で
大好きなんですけれども、それを上手く引き出す音を
作る方だなあと想う、保刈さん。
特にその魅力が活きてるのが「ターミナル」。サビの
部分がずるいとしか云い様がないんですよね。
あとは「Haleakala」、「ノルブリンカ」、「Orient Line」、
「At Eden」、「太陽の塔」が素晴らしい。
「太陽の塔」なんか、タイトルからして悶絶したものな。
掠れたさやかな声がよいです。どっかにかえりたいな




さて、少し忙しいのにかまけて間をあけましたが
ほんまブログ拍手有難うございます。
ちゃんとチェックしております故。




豚インフルが怖いですね。
関西在住、しかもバイト勤務地が大阪キタのメッカだったり
するし、いつかかってもおかしくないです。
隔離された時用のお泊りセット作ろうと想います。
そんな中明日は大阪のSWEET LOVE SHOWER
いってくるんですけど。サカナクションとバックホーンを
取り敢えず至極楽しみにしています。
インフル今かかる訳にはいかないんですがね。
しかもかかったら私半年も経ってないのにまたタミフル
服用する羽目になるからな。しかもその前のタミフルの
前も一年あいてなかったからな。
インフルエンザって、下手したら一生かからないくらい
だそうですが、私は幼少期に1回、一昨年の2月頃、
去年の12月頃にかかってます。しかも全てA型。
今年はもう10月になったら予防接種するんだ!とか
云っていたのに。関係ないA型のインフルが出てきましたね。
おそろしや。かっこいい感じのマスク買わなきゃ。

明日は体力が残っていたら、SLSSの雑感を書きます。


( 2009.05.17 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
素敵な言葉にもたれましょうか

音楽とことば あの人はどうやって歌詞をかいているのか (P‐Vine Books)音楽とことば あの人はどうやって歌詞をかいているのか (P‐Vine Books)
(2009/03/20)
青木 優小野田 雄

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本ではありますが、音楽にカテゴライズしておく。
こう云う本読みたかったんですよ。
今第一線で活躍しているアーティストに、歌詞に焦点を
あててインタビューしている本です。
しかも、その人たちのキャリア全部を見詰めた上での話で、
雑誌とは違って、新しいアルバムに対するコメントもない。
邦楽ロック(と、その周辺)が好きで、その中の日本語詞、
と云う物に少しでも引っかかる人は、読むといいです。
個人的にはゆら帝の坂本さん、コーネリアス(小山田圭吾さん)
のインタビューが眼から鱗だった。色々と。
フジファの志村さん、ex.スーパーカーのいしわたり淳二さんも
凄い面白い話してます。ZAZENの向井秀徳さんの感覚も
とても心地よく伝わってくる。
ファンなら勿論読んで貰いたいですが、創作とかやってる人は
特に読んで損はないかと想います。

ただ、素人目に見ても誤字があったり、曲名と引用・台詞の
括弧が一緒で解り辛かったりするんですがね。




明日からちいと忙しくなります。バイト(長め)二連勤→ライブ
(sweet love showerの春)→バイトとなっております。
でも今晩は物凄く楽しみにしていたアメトークの相方大好き芸人
なので、それを見てほこほこして、英気を養いたいです。
がんばらねば。予定を確認していませんが、今月はそんなこんなで
もうあまりまったりしてられない。しかし、それが普通なんだぞ、と。

小説、取り敢えず第一稿終了です。
推敲が始まります。

それから、いつもブログ拍手有難うございます。生きていますよ。


( 2009.05.14 ) ( 音楽 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
心を消さない為には、どうやって大人になればいいのですか。

ベルリン、僕らの革命 [DVD]ベルリン、僕らの革命 [DVD]
(2005/10/28)
ダニエル・ブリュールジュリア・ジェンチ

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ダニエル・ブリュールがかっこよすぎる 凄い好きな顔
まあそれは置いておいても、よい青春映画です
均衡がぎりぎりに保たれていた、あやうい輝く時間が
一瞬にして崩れるに至り、それを回復するにはどう
すればいいのか、みたいな事を何度も考えるのだけれど、
どうしても戻れない。そう云う後ろに戻る事が不可能な
世界を描いた話が物凄く好きな性分でして、
この映画も例に洩れずぐいぐいと惹かれて観ていた訳です。
逃避行と云うか、山小屋に逃げている間の感覚の怖さ、
うつくしさが凄くよい。普通に考えると、人生がどう考えても
駄目になってしまった、後に戻れない、何でこうなって
しまったのだろう、みたいな精神負荷が物凄いのだけど、
その中で友達と、ふっ、と笑い合ったりするところがあって
その時の気持ちを考えるとやりきれない。
そうなる前の、アパートで楽しくやってる男の子二人の
交流も何だか、その瞬間彼等は無敵で、とてもきらきらして
いてよい。素敵だなあ。

「青い棘」でダニエル・ブリュールを知ったんですが、
彼いいですね。色々彼の出てる作品も漁っていきたい所存です。


( 2009.05.14 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
あの距離、僕にとっては世界の果てまで行くのと同じだった。

鉄塔武蔵野線 [DVD]鉄塔武蔵野線 [DVD]
(2003/07/24)
伊藤淳史内山眞人

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これはいい。素晴らしかった。
元々私はうなるほど鉄塔と云うものが好きなんだ
けれども、そう云う人って沢山いると想う。
原作読んだ事ないのだけれど、先ずこのような
作品を生み出した原作者に拍手したい。
確か、荒俣先生が「鉄塔文学と云う新ジャンルを打ち
立てた」、と云うような事をおっしゃっていたように記憶
しているのですが。
だって、鉄塔にかかる浪漫が解らない人とは、絶対に
お友達になれないもの。それが解る人は、必ずいいと
想う映画です。
因みに主人公がちょう小学生の伊藤淳史さんでびっくりする。

内容的には、鉄塔を辿る旅をする、スタンドバイミー的なあれ
なんですが、それ以上に、小学生から中学生になる頃の、
思春期前の独特な感覚に、その子しか理解出来ないだろう
気持ちと云うものを持ち始める瞬間が重なっていて、
それがとてもよいのです。特に、ラスト辺りで父親と鉄塔の
下に来て、ラーメンを一緒に食べたのを回想するシーンなんか
もう色んな物が込み上げてくる。想い出とかノスタルジーだけ
ではなくて、自分が少しだけ大人になった事とか、知らない間に
友達がいなくなってしまっていたり、全てが変わってしまう事を
覚えた瞬間の事が、フラッシュバックする。
そこに延々と立つ鉄塔、夏、碧空、終わりを告げるツクツクホウシ。
本当に心を持ってくタイプの映画です。




さて、何か平均一日三本映画観てますが。
最近何だか沢山ブログ拍手送って戴いて、有難うございます。
嬉しいです。

今何かバイトとバイトの間で、モラトリアム感溢れていて、
すぐ心が持って行かれます。こまったものだ。
バイトもしんどいですが、近々ある某社の試験が怖い。
何か覚悟して来いみたいな事を衆知されている。
どんな精神的負荷をかけてくるというのですか!(笑)
いや、あの職種なら、覚悟なんかとうに出来てるから、
全然怖くない部分もあるけれどね

書いている小説、もうすぐ終われそう。もしかしたら
明日完成するかも知れない。
完成って云っても推敲とかそう云う作業がまだまだある
のだけれどもね。もしかしたらまたお蔵入るかもしらんのだけど。
どうすりゃいいのか解ってきた気もするし、なんか、ううん……
今の自分の気分の転写みたいな事がそのまま出てて、
自分でも読んでて胸痛い。

次書こうと想っているやつのネタもある。
書こう。兎に角。時間のある時に。


( 2009.05.13 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
陸のない生活を永久に送るつもりだった

弓 [DVD]弓 [DVD]
(2007/02/23)
チョン・ソンファンハン・ヨルム

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最近アジア映画も結構観るようになったかもしらぬ。
これは何だか谷崎潤一郎臭がする映画でした。
なかなか弓占いのあやういアイディアとか、
初めの方の少女の表情とかはよかったんですが、
どうせならもっと少女を神格化するような撮り方を
して欲しかったな、と少し想いました。
少女と云うか、おじいさんも。おじいさんがいそいそと
陸で食糧買い溜めしてくるんだろうな、みたいなところ
とか、エンジンがあったりとか、あと楽器(弓)が物凄い
アテブリ感があったのが残念でした。
現代の中で時代や人間に取り残された、と云うところを
描くなら、おじいさんが何でこの女の子を囲って結婚
しようと想ったのか、みたいな動機が見たくなってしまう。
しかし、弓占いのシーンはほんとにいいので、
それだけでも是非。


( 2009.05.13 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
ただあなたと しばし このときよ

いっくら探しても、アマゾンになかったんですが、
映画版の高校教師を観ましたよ。

小学生の頃、テレビでやってたのを何とはなしに
観た記憶はあったんですが、やっと全部観れた。
ドラマ版(勿論真田広之氏の方)はとても好きで
未だにニコニコにあがってるラストシーン纏め映像
とか見ては泣いてるくらいなんですが。
これはその作品と、主人公の名前以外は全く
関係はないのですが、これもよかったです。
単純に泣いた。と云うか、遠山景織子さんが美人で
美人で、儚い感じと、幼さと母親のような雰囲気を
同時に備えているところがほんとに素晴らしい。
月が似合う人だと想う。
色々と秘密があったり、爛れた学校だったり、
今では絶対ないだろうな、みたいな事が行われて
いたりするんですが、まあそれも面白さのひとつ。
何より、廃船を改造した隠れ家で過ごす恋人二人の絵が
あるだけで、とてもよいです。適度に映像も暗かったり、
色を青くいじってあったりして、単なる流行ドラマの派生版、
とも云えないものがあります。
ドラマ版観た事ない方にもおすすめです。

森田童子さんの歌も素晴らしい。

ぼくたちの失敗 森田童子/ベスト・コレクションぼくたちの失敗 森田童子/ベスト・コレクション
(1993/03/10)
森田童子

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このCDたまにじっと聴いてます。
劇中には使用されてなかったんですが、繭がクロール
泳ぐところなんかは、頭の中で勝手に「雨のクロール」
流してました。「ラストワルツ」なんかもいいですよね。
個人的には「さよならぼくのともだち」はなけまくる。
いるんだよ、絶対。突然変わったと想ったら、手を伸ばす前に
姿を消してしまう友達って。
ほんとに何も云わずに消える。いなくなってしまう。
どっかで元気にやってる姿が想像出来ない友達。

せっかくなんで、未だによく見ているこの動画貼っときます
ドラマはあまり好きではない質なんだけれども、
こう云うドラマばかりだったら、もっとテレビ好きになるんだけどな。


( 2009.05.12 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
孤独な彼に魂の伴侶を。

バッファロー'66 [DVD]バッファロー'66 [DVD]
(2000/03/17)
ヴィンセント・ギャロクリスティーナ・リッチ

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ヴィンセント・ギャロかっこいいなあ。
個人的な好みとして、あまり海外の俳優さんを
心底好きになる事ってないんですが(ガルシア・ベルナル
は例外的に大っ好きです)、ちょっとはまりそうだなあ、
ギャロ。ほんとに孤独な感じに影が落ちていて素敵。
初めの方のドン暗さに比べて、ラストの気持ちいい事。
心って素敵な風景を時に見せるよなあ、と云う、人間讃歌
だと想ったんですが。だんだん主人公・ビリーが非常に
いとおしくなってくるのがいい。狙ってやってるんだろうなぁ、
と想って悔しくなりました。且つ、クリスティーナ・リッチの、
あどけない感じなのに、突然大人の女性のように
変身してしまう様が素晴らしい。いい女だ……
何か騙されたような気分にならなくもないですが、
気持ちよく騙してくれる映画です。
映像の感じも好きだなあ。ビリーがボーリングのグローブを
はめたり、ボールに指を入れたりするところ、あれ、色々
面白く解釈出来て面白いなあ。
エンディングまで完璧にできている。流石ギャロさんです。


( 2009.05.11 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
アイ―コンタクト

未知との遭遇[ファイナルカット版] デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]未知との遭遇[ファイナルカット版] デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
(2007/05/30)
リチャード・ドレイファスフランソワ・トリュフォー

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THE・UFO、THE・宇宙人。
ほっとくと一生観る機会ないだろうな、と想っていた映画
だったのですが、何か、この映画が世界中に与えた影響
の如何にでかい事か、みたいな事を強く想いました。
しかし、この頃から色々ほったらかしたままにする傾向が
あったんですね、スピルバーグ。いや、家族は?(笑)
みたいなとこがあったんですが、
あの光の量にやられましたね。如何にも文明高そうで。
それから、個人的に宇宙人とか抜きにして、だんだん
狂ったようになってゆく主人公の男の様が凄いよかった。
こっちまでほんとに気持ち悪くなってくる。
それから男の子が一度UFOに拉致されるところ。
と云うか家の家電が一気に動き始めるって、凄い怖い。
あの部分を何かのホラー映画とかに使って欲しかったくらい。
今となっては宇宙人のああ云う姿をしっかり描いてしまうと
笑い物になってしまいますが、きっと凄い画期的な映画
だったんだろうな、と想いました。
UFOの発して来る音に対して、懐かしさを感じると云うのも
良いアイディアと云うか、ありうるな、と想いました。
そうだよな、UFOは多分タイムスリップ出来るから、
懐かしくてもおかしくない。

普段あんまり見たいと想わないタイプの映画でしたが、
面白かったです。
フランソワ・トリューフォーが出てるのにもびっくりした


( 2009.05.11 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
すきになったらおわりです。

さよならみどりちゃん [DVD]さよならみどりちゃん [DVD]
(2006/02/24)
星野真里西島秀俊

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何と云う駄目な西島君……!
兎に角こう云った、女性の視点で魅力的な男性を
描く作品の男性は非常に大切だと最近想う……。
いや、大切じゃない部分なんか映画にはないんですけど、
特に大事だなあ、と想う訳です。
ちょっと話が逸れますが、小説を書く方法論みたいな本で
どっかに「女性視点で恋愛を描きたいなら、男を魅力的に
描く方法を、女性を描く方法より重視しなさい。」みたいな
事が書いてあって、恋愛小説なんか書こうと想ってなかったので
「ふーん。」くらいでぴんとこないでほったらかしてたんですが、
そう云うのはこうやって実践するんだな、と想った。
いや、ちょっと前に観た「ストロベリー・ショートケイクス」でも
男の子達が魅力的でしたが、この作品での西島君の
「何このひどいひと!でもかっこいいひと!」と、ふらっふらした。
まあそれは惚れますわな。
そして”云っちゃうとその関係が壊れてしまうので、恋人には
ならなくていいです”と云う概念が具現化した状態がそこに
存在した。まあ、ベタっちゃあベタなんですが。
そのあやうさを呼ぶ事に成功しているキャストに先ず感動した。
それから、セックスのシーンが多い、もしくは乱れた、爛れた
世界の描写が多い分、何気ない植物に水をやるシーンとか、
手を引いて駆け出すシーンとか、そう云う部分の倖福さが
より大切に愛しく見えるようにできている。
ユタカ(西島君)の彼女の方のみどりちゃんが、最後まで顔が
解らないのもとてもよい。
勝てなさそうな相手なのか、どんな女なのか、解らないところで
ユタカは事を運んで潰してしまうのだ。

何か、恋愛と云うより孤独を考えてしまう映画だな……。





ちょっとまた更新の時間が間あいてしまったんですが
新しいバイトの研修をほろほろやっています
ちょっと今日やらかしました
いや、大したあれじゃないんですが
出勤と退勤がやたらややこいんだよ
色々と出来るのかどうかとか、馴染めるのかな、とか
不安たら色々ありますが。
しかしめげてはならん、社会人になっている子達はもっと
厳しく、世間の荒波の最中でもしっかり頑張っているのだから
おまえも我慢しなさい、孤独に耐えなさい、と
独り自分を叱咤しながら、
寂しく茫漠たる空白の時間の横たわる我が人生よ、
僕はいつ死ぬんだ?このまま消えるのか?と
涙をこらえて音楽を聴いています。
今日はThe Birthdayの「KIKI the Pixy」と「Sheryl」、「ハレルヤ」
がとてもしみた。やっぱり音楽がないといけない。

明日から暫くニートデイ。また映画観て、
何としてでも原稿を書くのだ。
このままだとほんとに僕は死ぬるぞ、とか想って。


( 2009.05.11 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
銀河の家で、僕と暮らしませんか。

銀河不動産の超越銀河不動産の超越
(2008/05)
森 博嗣

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森博嗣がまじめにふざけている……!
ZOKUも結構びっくりしたんですが、これはかなり
まじめにふざけています。
建築の美学的な部分は表紙にも表れているかと想いますが、
それ+で森博嗣流のジョークがたくさん入っていて、
軽快に倖せに読めるお話だった……。
何か色んなおかしな事が、転がる石の如く起こってゆく様は、
何処となく町田康っぽいのと、映画だと石井克人監督とか、
ギャグ部分の李相日監督みたいな感じ。
一個凄いお気に入りのジョークがあって、電車の中で笑って
しもうて大変だった。森博嗣先生ににやにやさせられる事は
あっても(S&Mシリーズ中盤より少し初期辺りの犀川先生とかで)、
笑わされるとは想わなかった。確かに予想を「超越」された。

あんまり先生らしくないと云えばそうなんですが、
好きな人は読んで損はないです。
何か色々新しい世界だった……


( 2009.05.11 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
真実の敵は良心

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変わった構成と云うか、色んな要素が詰まった
映画でした。
少女時代のノスタルジックな回想かと想いきや、
裁判とそれに絡む差別と、それから大人の社会を
初めて垣間見た時の気持ちなんかも含まれていて、
結構裁判のシーンにかける時間が長い、且つその間
語り部であるスカウトの少女が殆ど映らないと云う、
想い切った感じのシーン運びになっている。
でも裁判が長いってのは、後から現実の時間として
カウントしてみたら、ってだけの話で、観てる限り全く
短いとすら感じてしまう。裁判それでいいの?と云う。
しかもここまで事実かどうか疑わしい要素が揃っているのに
有罪だと云うのは何だ……
そして大人の社会きたない……
お父さんええお父さんなんやけど、煮え切らないところも
覗かせていて、非常に濃い時間を過ごせます。

あの田舎の風景とか、行っちゃいけないと云われている
場所があったりとか、そこへ敢えて冒険に行ったり、
みたいな遊び方は幼い頃想い出すなあ。ああ云うのって
何処の国も変わんないんですね。




さて、明日から初バイトです。
今日は髪もカットにいってきたし、早目に眠って
ばりばり働こうと想います。遅刻厳禁だぜ。


( 2009.05.08 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
受け入れる、受け止める。

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加藤晴彦ともさかりえ

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何故合気道?みたいな疑問符と暫く戦いましたが
最後まで観れば自ずと納得。主人公・太一に必要な
心を全て持っている”道”なんだな、と納得しました。
最初の方の気分の下がり具合(と云うか死にたくなり具合)
も、非常に良かったです。
何か劇的な部分があんまりなくて、それでも王道と云う、
日活っぽい映画です。
凄い偶然とか、あり得ない倖運とかはないんですよね。
まあ日常生活は偶然の塊ではあるんですが、
ありがちなサクセスストーリーになっていないところがよかった。
しかも最後は旅に出るのだけれど、彼女と会えたかどうかは
解らん、と云う風にするのも好感持てました。
観様によっては伏線回収してない感もありますが。

やっぱり仲間とか先生とか、そう云うのって大事だよなあ……。




さて、映画を日に1.5本くらいみていますが
もうすぐバイトが始まるので、そんなに浸かってられなくなりそうです。
まあ、観れる範囲でいっぱい見たいんですがね。
バイト初出勤に備えて、明日は髪を切ってきます。

それから、原稿を結構書いていて、もうすぐラストまでいけそう
なんだが、それでも推敲の作業もあるしな、と考えつつ。
しかしプリンターが壊れたまんまなので修理に出さないといかんな


( 2009.05.08 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
僕は殺し屋とキスをしたんだ

ゾラ・一撃・さようならゾラ・一撃・さようなら
(2007/08)
森 博嗣

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するっと読めて、そこはかとない森博嗣の美学が
入り込んだミステリです。
個人的に、森博嗣先生の御本で、こんなにジョーク好きで
女性経験の多い男主人公は少ないんではないかと想った。
うーん、でも中盤くらいでゾラが解ってしまったので、
あとは森先生の文章を楽しむ感じで読んでおりました。

しかしこのタイトルのセンスはいいよな。
「さようなら」の意味の深さには唸った。
次は銀河不動産を読む予定です。


( 2009.05.08 ) ( 文学 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
あなた、やさしいのね。

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秀作映画。
東西にドイツが分かれていた頃の話ですが、
東ドイツってこんなにジョージ・オーウェル(1984年)
してたんですか。この場合はオーウェルが予知能力ありすぎ
って事か。
しかし、設定は特殊な世界なのに、ふと出てくる、印象に残る
言葉が、悉くシンプルで、うつくしい。
その基本的な美しい言葉がない世界でみんな生きていたの
だろうな、と云うか。
「やさしいのね。」とか、「いい人。」とか、そう云う本当にシンプルな
人を湛える言葉。そして、ふとそう云う言葉って、云った自分も
豊かになるものだな、と想った。
やっぱり、大上段に構えなくても、シンプルな言葉で表現される
感情を惜しみなく獲得しているものは素晴らしいよ。
特にラストの、まるで英会話なら初期に習うような文法の一言が
素晴らしかった。
「いいえ、これは私のための本です。」
あれはぐっときたなあ……

設定は派手ですが、中身は地味です。
しかしとてもいい映画。


( 2009.05.08 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
この道の揺り籠から墓場まで

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ロバート・デ・ニーロハーベイ・カイテル

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スコセッシ結構好きかもしれないと想ってきた今日この頃。
この映画は特に、ずっと音楽が絶えず流れていて、
どうしようもない与太者が町で墜ちてゆく様が
音楽とともに流れてゆくところがとてもよい。
殆ど音楽が途切れる瞬間ないんじゃないかな
特にオープニングの映像と、エンディングの変な画面の暗さ。
ストーリがどうのこうのって云う映画ではないですね。
兎に角この汚れた雑多な町で、みんなちょっとずつ
おかしくて愉快な奴等が、ロックンロールとともに
愉快でなくなっていくと云う、映像詩のような感じ。
あと、デ・ニーロわかい……
ハーベイ・カイテルのあやうい感じが何とも素敵だ。
もっとスコセッシの映画みなくては


( 2009.05.08 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
その列車で彼女は彼方よりおそろしきものを連れて

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ブランキーファンのくせにこの映画観た事なかった。
何か想像してたのと違ったが、兎に角ヴィヴィアン・リーの
演技にびっくりした。
一人の女性が自己を崩壊させていく、
そして結構原因は本人にありそうなもんですが
それでもぐいぐい引き込まれてしまうのは、
彼女が演じているからだと大いに感じました。
ストーリー自体は最近でも多いタイプのものだと
想うのですが。(カサヴェテスの「こわれゆく女」も
こんな感じだったかと。)
正直に見ていると、ブランチと云う女は性格腹立つ
っちゃあ腹立つんですよ。
見栄っぱりで話は聞かないわプライド高いわ、
自分の非は認めないわ。
でもそう云う部分って誰しもが多少なりと持っている
もので、それを強調したに過ぎないのだと云うのが
おそろしいところだなあ……
そして、そう云う人が身近にやってくると、どうしても
こちらもそう云ったエゴイズムが剥き出しになってくる。
これ元は舞台の台本だったみたいですが、厭な人間味、
それをこう、出して一つの崩壊の物語を作ったのが
凄いなあ。劇場で舞台を見るのはなかなか難しそうですが、
戯曲なら読めるんではないかと想うので、機会があれば
読みたい所存です。

今晩もう一本映画観てねます。


( 2009.05.06 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
ふたたびいつかどこかであおう

王の男 スタンダード・エディション [DVD]王の男 スタンダード・エディション [DVD]
(2007/04/18)
イ・ジュンギカム・ウソン

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素晴らしい!
予告編ではなんか只の韓流ゲイ映画、みたいな
イメージを抱かざるを得ないシーンばかり取ってましたが、
何であんな予告編にしたんだろう。
俳優が見たい韓流ファンの方とかよりも、映画を愛している
人とか、本を沢山読んでるようなタイプの方に観て戴きたい
と想う映画だった。
いや、イ・ジュンギさんすっげえ美人でしたけどね。
だって、発想が、いや、私のそれが貧困なだけかも知れない
のだけれど、いくら美女と見紛う様な風貌を持っているとは云え、
男に母親を重ねさせると云うのはなかなかないと想います。
しかもそれが異様な感覚を呼ぶ。変な部分を刺激されるんです。
誰でも”母親なるもの”(自分の実の母でなくともよい)
の名前を呼び続けているものだと想うのですが、その声を何故
この男性に向ける事が出来るのか、と云う芸術的な感動がある。
よくよく考えると、この対象が女性になる事はないような気がする。
つまり、他のどんな美人の女優さんがやっても、そうは
ならなかったのではないか、と。
更に良かったのが、その”母親なるもの”として彩られている男が、
二人の男を同時に自分の愛する者、そして王を重ねている事。
もしかしたら、美しい彼は民衆の象徴であるのかも知らん。
しかし彼は民衆から更に一つ下がった芸人である事が現実であり、
最後、その細い一本の綱の上で、”王”、自らの上に君臨するもの、
国と云う枠を超えて自由になろうとする姿たるや、壮絶だった。
ラストシーンまでしっかり見て欲しい。

それから、綱渡り、って卑怯ながら凄いもん小道具にしたな。
ちょっと解り易過ぎる面もありますが、その迷いや境界線、
と云ったものを表現するのにもいい道具です。

美術も素晴らしいが、たまーにちょっとだけライティングが
残念だな、と想う部分もあったりなんかして。
でも全体的に、見眼も麗しいです。衣装は凄く映えている。




さて、今日はりんくうのアウトレットに、
友人に連れてってもらいました
車がないので、友人のご両親に連れてって戴いて。
お安く沢山買う事が出来て倖せです。ほくほくです。
明日またもしかしたら友人とお茶するかも知れない。
なんかばたばたするなー……


( 2009.05.05 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
観覧車の見える浜辺で彼女たちは

ストロベリーショートケイクス [DVD]ストロベリーショートケイクス [DVD]
(2007/04/25)
池脇千鶴中越典子

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テンションが低くて、終盤までまるで救いのない
精神的にも15禁くらいの映画でした。
女の子がみんなちょいちょい病んでて、
だんだんその病が深くなっていくのだけれども、
わざとらしくなく、別に変な事をやったり、自分の犯した
罪だとかそんな物で追い詰められていく訳ではない。
現実的に、何かずるずる生活してるうちにそうなって
しまいました、と云うか、誰しもそう云う状態に陥って
彼女らと同じような哀しみと挨拶する事になるかも
知れないなあ、と素直に想える。
原作が魚喃キリコ先生の名作。それが色濃く残っている
作品です。何より会話の自然さと云うか、より現実的。
別に作品内の会話が自然でないと駄目だ、とか、
無闇にに気が利いている会話はよくない、何て全く
想わない派の人間なのだけれども、こう云う映画かなんか
どうかよく解らなくなるくらいのダウンした会話もいいなと。

ジャンル的には恋愛映画になってますが、これは違うんでは
ないかなあ……何か、誰かと誰かが倖せになって、みたいな
展開を期待している人にはおすすめしません。
と云うか中盤あたりから凄い精神的に一緒になって落ち込んだ。
だって誰一人として倖せにならないのだもの……
そして、恋愛的に成功する子は出てきません。
それでも、恋愛だけが全てじゃないんだ、みたいなつまんない
アフォリズム垂れ流す事もない。
だって人によっては恋愛が全てでもいいと想うし。
それを実践している子もきちんと描いて、そうでない子もいて、
その子達が友達でいると云う事、それだけがひどくやさしく感じる、
そう云う映画です。

男の子達は悉く影薄いですが、安藤政信さん演じる菊池が
もうほんといい奴で、そら好きになるよ、みたいな
ふにゃっとした優しさを持ってる。普通の、ちょっと駄目な
男の子の筈なんだけどな……狙ってんだろうな、その辺を。
凄いなほんとにこの人。
それから加瀬君はなかなか草食系現代の駄目男子です。
草食寄りの雑食男子かも知れませんが、なかなかに駄目男です。
それがまたたまらんかったりするんですが、ね。


( 2009.05.04 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
幸せは何処からやってくるか

いつか晴れた日に [DVD]いつか晴れた日に [DVD]
(2009/01/23)
エマ・トンプソンヒュー・グラント

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ほんとにいつか晴れた日の話だった……
単館上映系の邦画ばっかり観る傾向にあるから
ほんと金かかってるなあ、って真っ先に想ってしまった。
この時代の必然性みたいなものも、格差婚、的な
ところと、素敵な衣装と馬に乗った王子様的な部分でしか
あんまり感じなかったのですが、私がこの時代を
よく知らない所為なのか?
衣装はほんっと可愛い。最近こう云うレースを本気で売ってる
ブランド(云い方考えろ)結構ありますよね。
ただラストそれでいいんか、とか、色々悶々するとこはあった。
THE恋愛映画なので、女子向きかと想います。
姉妹はほんっと美人さんです。可愛いです。

ひねくれものなんでね、
うまくいきすぎる映画は合わないみたいです(笑)
基本誰かが流血してるやつとかばっかり好むからか


( 2009.05.03 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
己などない。ただ芸術である為の。

SAYURI [DVD]SAYURI [DVD]
(2006/07/05)
チャン・ツィイー渡辺謙

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結構壮大な世界観を映像で作りだしているのに
物語としては果てしなくシンプルと云うか、
特にラストがだーいたい読めるので、映像美を楽しむ
もんだと想いました。光源氏したかったのか、みたいな。
映像は素晴らしい。
特にさゆりの舞は、”芸者は動く芸術品であらねばならない”
と云う戒めに恥じない、麗しく哀しみを纏った青い世界に
仕上がっていました。
あと個人的に夜の暗さとか、灯りの頼りなさもとてもよい。
谷崎潤一郎の作品ってこれよりちょっと暗いぐらいの感覚
なんではないかな、とか考えながら見ると面白い。

ただこれをやろうと想った理由がよく解らないし、
芸者としての名前もさゆりだけ浮いてるし、
男性陣は日本人で、芸者は日本人ほぼいない。
全員ほぼ英語。
多分私が日本人だから馴染めないだけで、エンタメ作品
として世界を見据えるなら当然の事なのか。
それでも、何かこれ日本じゃねえだろ、みたいな木が生えてる
とかもないし、細かいとこ気にしないおおらかな人は
全然オッケーかと。

あと、戦争を挟んだ時期の花町ってのが面白い。
芸者としてのさゆりと、人間としての千代と云うのを
きっちり描いているのには好感。
戦争挟まなかったら多分ラストシーン浮いたろうな、
なんて想ったりしている。


( 2009.05.03 ) ( 映画 ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )